自治体法務の備忘録

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re:政策法務回顧

 ちょっと時間がたってしましましたが、半鐘さんがご掲載の記事から

政策法務といっても、ヒキダシの多寡みたいなところもあった。
要は、他所でつくられたスキームをどれだけ「知っておく」か、である。
しかし、スキームそのものを生み出す力が、真の政策法務の力であろう。
(略)
一方で、法的な見方や、法制執務能力は、だいぶ向上したのではなかろうか。
昔であれば、国の法令について、その書きぶりを疑うことなどしなかったが、今では、(省令レベルでは)怪しい書きぶりや誤りがわかるようにもなった。
http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-1184.html

 今となってはですが、国から示された怪しい条例(例)が洋々亭さんのところの掲示板で議論になる際、「そんなこと言って、国に心証悪くされたら(大意)」のような書き込みがされることもあったのですよ(遠い目
 半鐘さんは続けて以下のように書かれます。

いまいる法務担当者の能力に左右される、という側面はやむを得ない。ただ、担当者の学習素材は豊富になった。『法規担当になったら読む本』があるくらいである。手さぐりでもがいていた身としては、びっくりだよね、もう。

 折も折、同書の重版が決まったばかり(^^
 全国の法規担当の皆さま、引き続き頑張ってまいりましょう.