自治体法務の備忘録

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新規採用職員向けオススメ図書紹介

 標記の件について、 Twitterで紹介したところ反応が良かったので、こちらでもご案内しましょう。

 初めて公務員として働く人へ! そして、初めて社会人になった人へ!

 入庁までに、知っておきたい知識を解説した本や入庁後も役に立ちみなさんを支えてくれる本を 生駒駅前図書室の司書が選びました!
https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000016/16969/310326_04_02.pdf#page=1 

 生駒市生駒駅前図書室が昨年の1月にリリースした小冊子です。

 なお、拙著も「<レベル2>ある程度の知識がある人へ」の中で紹介いただいております。感謝<(_ _)>深く深く

スッキリわかる!  地方自治法のきほん

スッキリわかる! 地方自治法のきほん

 

  ついでに、拙blogで過去にご案内した、法務と財務に関する入門書もご参考までに掲載しておきましょう。

 なお、上記の記事の掲載は拙著「原課職員のための自治体財務」刊行前でしたので、同書の掲載はありません。 

月別解説で要所をおさえる! 原課職員のための自治体財務

月別解説で要所をおさえる! 原課職員のための自治体財務

 

  これらのリストも、そろそろアップデートが必要かしら(汗

2019年 講演等一覧

 人前でお話をさせていただくのは、けっして得意ではないのですが、今年もいくつかお声をかけていただき、誠に感謝です。

【4月】

千葉大学 横田明美先生の授業でゲスト登壇

 劣等生としての自覚があるので、母校で教壇に立てたのは感慨深いものがありました。貴重な機会をいただいた横田先生、ありがとうございます。

 なお、当日のダイジェストはこちら↓

【7月】

山形県庄内広域行政組合主催「政策法務」研修講師

 こちらの研修講師は、回を重ねて9年目になりました。役所に入って数年目の若手職員が対象なので、講師としても緊張感があります。

【8月】

磐田市役所「自治体職員のための地方自治法講座」研修講師

 船橋市役所でもお話しさせていただいたことがある、自称「3時間でわかる地方自治法」。

自治体学会堺大会分科会「無縁化時代の墓地行政~政策法務の観点から」パネリスト

 事案を紹介しながら課題を提示。「死んではいけないって条例があるんですよ」(日本ではありません)

 参加いただいた方のお話を伺うと、好評のようで何よりでした。

【10月】

流山市役所「政策法務入門」研修講師

成田市役所「政策法務と財務」研修講師

 いずれも回を重ねている、千葉県内の研修講師です。

東京弁護士会地方自治体の財務の仕組み」講師

 聴衆の弁護士の先生の中には、研修講師を務められる方も少なくなく、終了後の懇親会では進行にお褒めの言葉をいただけました。

「1分たがわず時間ぴったりの終了。素晴らしい」そこかよ(汗

 最近は体力の低下も感じてきて、少々きつくなってきました。

 昔は、それほど大きくない部屋だったらマイクを使わなかったのですが、最近はそうもいかない(´・ω・`)

2019年 執筆一覧

 年の暮れ、今年の執筆を振り返ってみますと、もっぱら書下ろしの1冊に費やした感があります。

・「疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業」(学陽書房

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

 

 半年の企画準備を経て、実質的に書き始めたのは去年の年末ごろでしたね(遠い目

 当自治体の顧問弁護士の先生に献本差し上げたところ、「もの凄い執筆ペースですね!」とのお言葉いただきました。いや、追われるように書いているだけでねえ(´・ω・`)

・条例とは何か ~「まちのルール」のつくり方~(議員NAVI 2019.05.13)
 ※https://www.dh-giin.com/article/20190513/16273/

 こちらはウェブ記事の掲載。数人にわたるリレー連載の第1回です。

 第2回以降の執筆陣のお名前を見て、安心して露払いの役目を務めることができました。

・「実務のコツ<法務>」(「地方自治職員研修」19年9月号) 

地方自治職員研修 2019年 09 月号 [雑誌]

地方自治職員研修 2019年 09 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 公職研
  • 発売日: 2019/08/17
  • メディア: 雑誌

 今年のショッキングなニュースの一つが、月間「地方自治職員研修」誌の休刊です。実は、私の商業誌デビューが同誌でした。小さな執筆を除くと、特集記事の一端を3回書かせていただいております。

 実務者に向けた記事が非常に役に立ちました。本当にありがとうございました。

・書評「2040年 自治体の未来はこう変わる」(「自治実務セミナー」19年6月号)

自治実務セミナー 2019年 06 月号 [雑誌]

自治実務セミナー 2019年 06 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 第一法規
  • 発売日: 2019/05/28
  • メディア: 雑誌

  取り上げさせていただいた「2040年 自治体の未来はこう変わる」のご著者は今井照先生です。

 今井先生は、私が法規担当に赴任して右も左もわからない頃、ご著書を読んで大いに励まされました。

 本稿では、書評という枠を超えて、そのあたりもちょっと書かせていただきました。

 

 基礎自治体の隅っこで仕事をさせていただいている身でありながら、全国の仲間たちに発信の機会をいただけることは、本当に恵まれていると思います。

 忙しい仕事の合間、苦しいながらもできる範囲で頑張っていきたいと思いますので、どうぞ皆様、暖かく見守ってくださいませ。

「公務員の仕事の授業」をholgでご紹介いただきました

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

 拙著「公務員の仕事の授業」を「地方自治体を応援するメディア Heroes of Local Government」で紹介いただきました。
 掲載いただいた文章は、著書自身による自己紹介です(`・ω・´)

執筆者2人は、世にいう「スーパー公務員」にならなくても「誰もが仕事をしやすい」よう、みなさんが行く道を少しでも整えておくことが、ちょっとだけ先輩の私たちができることだという思いから本書を執筆しました。
https://www.holg.jp/original-article/shiohama-yonedu/

 本書に込めた執筆者の思いに目を通していただけたら幸いです。

メイキング・オブ・「公務員の仕事の授業」(4) 共著者編

 編集者さんによると、共著の場合は相性があるようで、場合によっては「向こうが進めているだろう」と原稿がすすまないこともあるようです。
 今回の共著者である米津さんとは10年来の交流があり、一昨年秋の「かながわ政策法務研究会」では、「"法規"から見た政策法務」の題で一緒に発表させていただいたこともあります。
 このたびの執筆でも、競うように上がっていく原稿に「共著のよい効果が出ていますね!」と編集者さんからお褒めの言葉をいただきました。
 本書の第6章「議会」に関する記述中、二元代表制に関する説明で「何か図が欲しいですね」と申し上げたところ、チェック・アンド・バランスの関係が一目でわかるよう、天秤の両端に「長」と「議会」を置いたイラストを用意されて、「うまいっ」と膝を打ちました。
 なお、米津さんとは、会員制のウェブサービスである「議員NAVI」で、議案審査についての連載を交代で担当したこともあります。機会がある方はご覧いただけたらと思います。
・私の担当部分【条例とは何か 〜「まちのルール」のつくり方〜】https://www.dh-giin.com/article/20190513/16273/
・米津さん担当部分【執行機関による条例審査の要点〜条例案ができるまで〜】https://www.dh-giin.com/article/20190610/16569/

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

メイキング・オブ・「公務員の仕事の授業」(3) 内容編

 本書に掲載する内容の検討は、「ネタだし」から始まりました。
 右も左もわからない中で、役所に入ったばかりの方が疑問に思うことってなんだろう?
 お若い編集者さん(女性)から「自分が社会人になって悩んだこと」を聞き、執筆者2人がうんうん悩む一方で、編集者さんによる読者調査が行われました。
 一方、私もTwitterでアンケートを行ってみました。

【質問】
役所の若手職員の方にお聞きします。
これがわからないんだよ、わかりやすい説明が欲しい。
【結果】
・伝票処理を含む財務会計 29%
・クレーマー対応を含む窓口業務 24%
・法律・条例と仕事との関り 19%
・議会対応でなぜ上司は忙しそうなのか 29%

 皆さん方は、どの項目に投票されるでしょうか。母数も限られ期間も十分ではありませんが、なんとなく得ていた感触が裏付けられた感があります。
 その後も度重なる打ち合わせと項目の整理・入れ替えなどを経て、完成した目次は以下のとおりです。

目次
はじめに 「どうしたら? 」を「こうすれば! 」に

1時間目 公務員になったら
 01 地方公務員ってどんな職業? 地方公務員制度の概要 -地方公務員法
 02 公務員の今日と今年をどう過ごす? スケジュール管理の基本 -会計年度・暦年
 03 あなたは住民から見られている? クレームを防ぐ心構え -公務員のマナー
 04 困ったときはどうすれば? 窓口対応のポイント -窓口対応・行政対象暴力
 05 希望と違う配属先になってがっかり? 人事異動の乗り切り方 -人事異動
▼COLUMN1 上司や先輩は意外と教えてくれない?

2時間目 公務員の基礎知識 組織編
 01 住民自治と団体自治ってどんな意味? 自治体の課題とキーワード -地方自治の本旨
 02 仕事の内容は何で決まっているの? 自治体の3つの事務 -地域における事務
 03 自治体の仕事って何があるの? 自治体の組織と役割分担 -執行機関
 04 決裁って何のためにあるの? 自治体の意思決定 -決裁・専決
 05 市と県は何が違う? 市町村と都道府県 -自治体の種類
 06 地域は自治体だけで支えられる? 地域を支える様々な団体 -「公共」の担い手
▼COLUMN2 役所の仕事って何がある? ~番外編

3時間目 公務員の基礎知識 もしものとき編
 01 住民の「知りたい」にどう応える? 情報公開と説明責任 -情報公開制度
 02 「訴える」「弁償しろ」と言われたら? 訴訟の種類と対応 -行政訴訟の種類
 03 審査請求が提起されたら? 行政処分と審査請求 -審査請求
 04 監査委員って何をするの? 監査の種類 -監査
▼COLUMN3 ガソリンが切れたら車は走らない

4時間目 公務員の基礎知識 お金編
 01 「予算」ってなんだ? 1 予算の種類 -予算の基本1
 02 「予算」ってなんだ? 2 予算の内容 -予算の基本2
 03 「歳出」には何がある? 役所が払うお金の種類 -歳出の種類
 04 「歳入」には何がある? 役所に入るお金の種類 -歳入の種類
 05 お金を払うときはどうするの? 支出と収入の手順 -会計事務
 06 入札ってなんだ? 契約事務の種類と手順 -契約事務
 07 歳入歳出の結果は? 決算の内容と手続 -決算
 08 財産に違いがあるの? 行政財産・普通財産 -公有財産
▼COLUMN4 町内を回ってみよう

5時間目 公務員の基礎知識 法律編
 01 法律に「偉い順」ってあるの? 法令と例規 -法律の基本1
 02 条文に「決まり」はあるの? 条文の構成 -法律の基本2
 03 条文はどう読めばよいの? 条文を読むコツ -法律の基本3
 04 どうやって勉強したらよいの? 法律知識の習得法 -自己研鑽
▼COLUMN5 「行政処分」って、なんだ?

6時間目 公務員の基礎知識 議会編
 01 バッジを付けている人に出会ったら? 議員対応の基礎知識 -議員対応
 02 議会はなんのためにあるの? 自治体運営のチェック&バランス -議会の役割1
 03 議会って何をしてるの? 用語で見る議会のサイクル -議会の役割2
 04 議決事件ってどんな事件? 議会の議決と専決処分 -議会の議決
 05 議会の本会議と委員会の関係は? 委員会制の基礎知識 -委員会制・100条委員会
 06 政務活動費は、なぜよくニュースになるの? 政務活動費の意義と課題 -政務活動費
▼COLUMN6 「物知り」よりも「調べ上手」

おわりに

「はじめに」の中で「「どうしたら? 」を「こうすれば! 」に」のフレーズが出てきたときは、執筆途中にもかかわらず、この本できた!と思いました(そういう瞬間って、あるのです)
 
「おや?」と気になる項目がある方は、お手に取っていただき、中身を確認いただけたら幸いです(^^

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

メイキング・オブ・「公務員の仕事の授業」(2) 執筆編

 今回の本は縦書きです。私にとっては、「法実務からみた行政法」以来5年ぶりの書式。

「原稿は、このレイアウトを使ってくださいねー」
 編集者さんに指定された書式がWord縦書きでした。
 ところが、このレイアウトに苦戦。安さ優先で選んだ私のPCにはMicrosoft Officeは入っておらず、互換ソフトのKingsoftを使用したからです。本書で数多い図表が、意図した位置になかなかおさまらないのですね。
 そんな苦労を共著者の米津さんにお話ししたところ、「わかります。私もOfficeを使いますが、マックなので」
 俺は貧乏自慢をしているんだよ、という言葉を飲み込んだのは内緒にしておきましょう(ノД`)
 冗談めかして書きましたが、共著者がいるのは、執筆の大きな励みになります。
 分野別に大まかな分担を決めたのですが、執筆後も互いに意見を言ったり手を加えたりしたので、本書に分担区分は掲載していません。
米津さん「〇〇〇についてkei-zuさんが書いた文章、熱量が少ないですよ。私が加筆してよいですか」ああ、すいませんすいません(^。^;)
 長い執筆期間で、ともすれば挫けそうになる気持ちを共著者に支えていただく場面は少なくありませんでした。
 そのようにして出来上がった本書が、自治体の現場で苦労されている職員の皆さんのいささかにでも助けになればと思っております(`・ω・´)
疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業

疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業