自治体法務の備忘録

管理人のTwitterは、@keizu4080

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

かながわ政策法務研究会

かながわ政策法務研究会に参加して参りました。4月の開催には所用のために出席がかなわなかったため、約半年ぶりの参加になります。 久しぶりにお顔を拝見する方も多く、お声をかけていただけるのもうれしい限り。 「blogの更新、滞ってますね」 すいません…

三段論法

tihoujitiさんがご掲載の記事から。 業務上、法的三段論法により文章を書くことが増えてしまっているわけですが、この法的三段論法とか言うヤツ、なかなか「受け」が悪いです。 http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20120619/p2 知ってる、知ってる。こういうや…

弁護士の任期付き採用

tihoujitiさんがご掲載の記事から やはり、訴訟法務は、いわゆる政策法務的なものとは大きく異なるように思えます。 (略) やっぱ、任期付職員でもいいので、弁護士さんが庁内に常にいて、頻繁に相談できる環境が必要だと思うな。 http://d.hatena.ne.jp/ti…

法令の規定により条例に委任された基準等に関する条例

第1次・第2次一括法の「義務付け・枠付けの見直し」に基づき、自治体が法律からの委任により定めなければいけない条例があることは、拙blogをご覧の方であればご承知のことと思います。 第1次一括法の審議時に、「各法で要請される基準を横串に刺して並べ…

今、私に必要なもの

決算統計のためにリストに埋もれながら、連日深夜まで残業しております。 今日も乗った終電で、企画担当の顔なじみと車両の中で顔をあわせ、どちらからともなく力無く微笑みあいました。 「諦めない心」が必要なのは、どうやら私のようです。

君が目指すべきもの

中学生の娘が中間試験の時期になりました。 彼女なりに懸命なようで、どの程度勉強できているかわかりませんが、それなりに机に張り付いています。 先日、勉強部屋を覗いたら、机の上に、決意を示す意味でしょうか、「目標」と題して墨で大きく書かれた紙が…

「法学セミナー」12年7月号

元衆議院法制局職員の吉田利宏さんと交互に連載させていただいている「法学セミナー」誌の最新号が刊行されました。法学セミナー 2012年7月号 通巻 690号 特集=刑法入門――文脈から読む刑法の基礎概念出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2012/06/12メディア:…

今次の改革を何と呼ぶか

さて、となれば、今次の改革は何と呼ぶべきでしょうか。これが悩ましい。 内閣府サイトに掲載の資料では、3次にわたる法案の名称が単に「一括法」とされています。お気づきのように、何の「一括」なのか明示されていないわけです。 第1次一括法の名称中の…

続・「地域主権」とは何か

第1次一括法を含めて当初の法案に付された「地域主権改革」と、民主党のマニフェストに掲げられた「地域主権」の語が異なる旨は、昨日の拙blogの記事で掲載させていただきました(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20120610/p1)。 原口総務相(当時)も「地域…

そして第3次一括法

衆議院のサイトで審議状況を確認してみれば、 議案名「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案」の審議経過情報 http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DB08FA.htm 進んでない…orz

「地域主権」とは何か

木佐茂男先生(九州大学)による論文「地域主権>改革の出自と行方」の中で、「地域主権改革」の用語に関し私が記述した内容に触れていただいておりました。ありがとうございます 国会における修正により法律名称からその言葉がはずされ、目にすることも少な…

新自治用語辞典

新自治用語辞典(改訂版)作者: 新自治用語辞典編纂会出版社/メーカー: ぎょうせい発売日: 2012/06/07メディア: 単行本 クリック: 30回この商品を含むブログ (1件) を見る 改訂版が出ていました。 法律・行政用語辞典については、amazonでリストの掲載をしてい…

一括法への対処

jichikanriさんがご掲載の記事から。 保育所もそうみたいで早急に対応しなきゃいけないのに、所管の対応はゆっくり。 法制部門や分権担当、とくには分権担当は方針も示さず今までなにしてたのかと思う。 http://d.hatena.ne.jp/jichikanri/20120605/13388459…

都道府県公報の一覧

今頃存在を知りました。 http://warp.ndl.go.jp/info_digimaga/kouhou.html 国会図書館のインターネット資料収集保存事業だそうです。