自治体法務の備忘録

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2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「地方自治体の手続きの電子化に関するアンケート」調査結果発表−認知度高いが進まぬ利用/経済広報センター

id:alittlethingさん向けの記事でしょうか。 経済広報センター(御手洗冨士夫会長)は7日、「地方自治体の手続きの電子化に関するアンケート」調査結果を発表した。その結果、9割以上が地方自治体のホームページ開設の有無を認識しているものの、インター…

市道の命名権販売 磐田市、財源確保の一助に

磐田市は28日、市道2路線の命名権販売先を2月に募集すると発表した。合わせて年間64万円以上の契約料を希望している。自治体がスタジアムなど公共施設の命名権を販売し財源確保の一助とすることは各地で行われているが、同市によると、道路の命名権販…

保育園民営化、訴え却下=横浜の保護者ら逆転敗訴−東京高裁

横浜市が2004年に実施した市立保育園の民営化をめぐり、保護者らが同市を相手取り、民営化取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は29日、「早急な民営化は違法」とした一審横浜地裁判決を取り消し、保護者らの訴えを退けた。原告側は上告…

議会準備の国

exaさんがご掲載の記事から 何とか峠を越えて、イチ抜けた状態です。 http://d.hatena.ne.jp/exa/20090128/p1 いいなあ。 依然として、近くて遠い議会準備の国の旅人です。 これがオズの国なら、かかとを鳴らして「カンサスのおうちへ!」と言う手があります…

法令審査支援システム

以前にも法令審査支援システムの運用について掲載された(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090113/p1)、hirosh1さんがこのたびご掲載の記事から 内閣法制局の法令審査支援システムについて調べてみたら、法令改正を頻繁に行う局にはID等を配布していると…

堺の北旅籠町と南旅篭町、なぜ字が違う?

堺市堺区の「北旅籠町」と「南旅篭町」。同じ「はたごちょう」なのに、「籠」と「篭」が使い分けられているのはなぜだろう。調べてみると、地名の漢字一つにも堺の歴史が刻まれていることがわかった。 (略) 堺市の住居表示係に聞くと、二つの町は南北で約…

債権管理の基礎知識

千葉県市町村を対象とする研修組織である千葉県自治研修センター発行の「クリエイティブ房総」で標記の件の特集が掲載されています。 http://www.ctv-chiba.or.jp/jichi/jigyou-shoukai/kuribou/index.html

市の「借金」刻む時計

藤沢市は23日、市のホームページの財政課のページに、市債の借入残高を秒刻みで示す「借金時計」の掲載を始める。財政状況を分かりやすく知らせることで、市民に市政を身近に感じてもらうのが目的。反応をみて、さらに説明を詳しくするなど改良していくと…

学陽書房のサイトが模様替え

学陽書房のサイトが大幅に模様替えされました。 http://www.gakuyo.co.jp/ 以前は、既刊の検索は、リンク設定された「esブックス」のサイトを利用しなければいけませんでしたが、書誌データも充実しています。 さて、その新刊をチェックしますと自治体の給与…

続・情報公開法とインカメラ審理

先日、掲載させていただきました標記の件につき(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090121)、半鐘さんにトラックバックいただいた上で、丁寧なご説明をいただきました。私が書きとばした内容をフォローいただき、誠に感謝。 インカメラ審理は、裁判手続にお…

分権改革の法制度設計

昨日に続いて(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090122/p1)、木佐茂男教授(九州大学)による、97年8月発行のブックレット「分権改革の法制度設計」が、ご自身によりアップされました。 1997年の夏、いわゆる地方分権改革論議が真っ最中で、国と自治…

「薬指の長さ」が「男性の適性と成功」を予言!?薬指と男性ホルモンとの関係に秘密あり

薬指が長めの男性は、リスクを厭わない傾向があり、素早い情報処理と意思決定、それを迅速に行動に移す反射能力に優れているようです。そして、これらの特性が役立つ世界で成功する可能性が高いようです。 http://diamond.jp/series/seino/10007/ おやおや、…

「1対1メールは公開対象外」橋下知事、公開基準を明確化

大阪府の橋下徹知事が副知事ら幹部職員とやり取りした電子メールについて、橋下知事は21日の定例会見で、今年度中に情報公開する際の規則を定めることを明らかにし、「1対1のメールについては、公開や保存はしない」と、個人間のやり取りにとどまるメー…

自治体法務とは何か

木佐茂男教授(九州大学)による、96年2月発行のブックレット「自治体法務とは何か」が、ご自身によりアップされました。 すでに店頭・ネット書店でも買えないようですから、1995年から始まった「北海道地方自治土曜講座」の1年目の講義記録『自治体…

それにしても

以前の記事を読むと、上記の六角潤さんのほかにbottomさんとのやりとりもあり、誠に懐かしい。 皆さまお元気でいらっしゃるでしょうか。

自治体条例と制定権の限界

さて、個人的にインカメラ審理に期待される役割については理解しつつ、その是非に関する判断は留保するとして、ここでは、純粋に法制執務として標記の件について指摘させていただきたいと思います。 問題は、憲法に定める条例制定権が、司法への関与までを保…

情報公開法とインカメラ審理

先般ご紹介した(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090119/p2)、国の情報公開に係る裁判におけるインカメラ審理について、情報クリアリングハウス理事のblogに詳細が掲載されていました(半鐘さんの記事のコメント(http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-e…

新旧対象表で楽になるのか

後輩「これって、一部の自治体で試みられている『新旧対照表方式』だと、楽になるんでしょうか?」 私「どうかね、結局、事務が蓄積していくと『お前の傍線の引き方は美しくない』領域になっちゃうような気がするんだ。『溶け込み』の可否という点から言えば…

条項の中の号ずらし

赴任したばかりの後輩が、次のような改め文を持ってきました。 第○条第2号を削り、第3号を第2号とし、第4号を第3号とし、第5号を第4号とする。 私「うーん、惜しい。『中』がいるなあ」 後輩「というと?」 第○条中第2号を削り、第3号を第2号とし…

情報公開訴訟:「インカメラ審理」を却下 最高裁が初判断

半鐘さんがご掲載の記事(http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-85.html)経由で 国に対する情報公開請求訴訟で、裁判所だけが文書を見て開示の可否を判断する「インカメラ審理」が許されるかが争われた裁判で、最高裁第1小法廷(甲斐中辰夫裁判長…

行政訴訟:「タヌキの森」に建築、違法 新宿区が逆転敗訴−−東京高裁判決

タヌキもすむ東京都新宿区の住宅跡地へのマンション建設に反対する周辺住民が起こした行政訴訟で、東京高裁(大坪丘裁判長)は14日、住民側の請求を認めて新宿区の建築確認を取り消す逆転判決を言い渡した。マンションは今春完成予定。住民側代理人による…

【訂正】介護保険条例(参考例)

1月9日付け掲載の、介護保険条例(参考例)に関する記事につきまして、訂正をさせていただきました。 【訂正後の記事】http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090109/p2 昨年末12月25日に配布された資料の中に、未定稿ながら介護保険法施行令の改正案が含ま…

レタックスと電報

私「郵便局の人が持ってきてくれる『レタックス』って、『電報』じゃないんだよ」 後輩「え?」 私「郵便物と一緒に郵便局の人が持ってきてくれるでしょ、慶弔の挨拶とか」 後輩「ああ、きれいな配達台紙に挟まれた挨拶文とかですね。『電報』とどう違うんで…

法令審査支援システム

hirosh1さんがご掲載の記事から ところで未だに内閣法制局の法令審査支援システムを使っておりません。ID等は各省にも配られているみたいだけどこれから使う機会があるんだろうか。内閣法制局で使っているのか、大臣官房でチェックするときに使っているのか…

違う(自分でもわかってる

貴重な3連休のうちの2日を合宿に費やす若い参加者の熱心さに感心しながらも、こちらも酔った勢いで、失礼ながらプライベートについて質問をさせていただくと、近々合コンの予定もあるとのこと。 安心しながら、お節介な物言いが出てしまうのがオヤジの悪い…

かながわ政策法務研究会

3連休の初日から2日目にかけて江ノ島で開催されたかながわ政策法務研究会に参加させていただきました。 充実したご講演や職員による事例報告が刺激になったのはもちろんのこと、合宿形式と言うことで遠くから足を伸ばしていただいた参加者の方々にご挨拶で…

介護保険条例(参考例)

平成21年度からの保険料改正に係る標記の件につきましては、拙blogでも既に何回か掲載済みです。 【介護保険条例(参考例)】http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20081125/p2 【介護保険条例(参考例)】http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20081221/p1 前者の記事の…

更新滞ってすいません

仕事始めから1週間がたちました。いつもよりちょっと長めの冬休み明けには無事に仕事に復帰できるかといささか不安であったのですが、いきなり残業続きですよ。 正月気分なんて、もはやどこへやら。

地下鉄のラッピング広告大苦戦 「停車中しか効果ない」

全国各地の公営地下鉄が、電車の車体を使った「ラッピング広告」のスポンサー確保に苦戦している。始まった当初は物珍しさから強烈な印象を振りまいた。しかし、駅での到着・出発の短時間しか広告効果がないことなどから、募集しても応募がない自治体もある…