自治体法務の備忘録

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2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

10日で身につく文書・政策法務の基本

10日で身につく文書・政策法務の基本作者: 文書事務研究会出版社/メーカー: 都政新報社発売日: 2010/02/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 84回この商品を含むブログ (3件) を見る 良書。ただ、「政策法務」と題名に謳われているものの…

カウント100万突破とご愛読者プレゼント

04年12月24日に記事の掲載を始めてから、6年とちょっとでカウント100万を達成いたしました。ご愛読の皆さまありがとうございます。 日々駄文を連ねるばかりで、どれだけ皆さまのご期待に添えているかわかりませんが、少しでも有益な内容になるよう…

土地の一部を有償貸与へ 政教分離訴訟で砂川市

北海道砂川市が市有地を「空知太神社」に無償で使用させているのは憲法の政教分離原則に反するかどうかが争われ、最高裁が違憲として審理を札幌高裁に差し戻した訴訟で、砂川市は20日、宗教関連施設を一カ所に集め、地域住民らに有償で貸すことで住民側と…

自治法改正案の誤りが判明し、参院総務委が散会

参院総務委員会は20日午前、審議中の地方自治法改正案に誤りのあることが判明し、散会となった。ゴミ処理など行政サービスを複数の自治体で行うために設置する「広域連合」への直接請求を規定した291条の6で、請求代表者に公務員も就けるといった改正…

原告適格、墓地から百メートル−東京地裁、異例の認定

杉原則彦裁判長は、その上で「設置許可は行政の裁量の範囲内」として30人の請求は棄却。約127・5メートル先に住んでいる1人については却下した。 (略) 墓地の設置場所は「住宅、学校などからおおむね100メートル以上」と定めた都条例に基づき、…

片山善博教授ご講演

2年以上前になってしまいますが、拙blogで参加をご報告した(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090210)、片山教授(慶応大学)のご講演の内容が、主催の千葉県自治センターのサイトに掲載されていました。 【地方分権改革と基礎自治体としてのこれからの市…

「助走」の先のアカデミック・ハイ

健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 (角川Oneテーマ21)作者: 内田樹,春日武彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/08/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 42回この商品を含むブログ (130件) を見る 上記の書籍を読んでいて、標題の記事に、思わず…

沖縄密約認め開示命令 東京地裁判決

1972年の沖縄返還に絡み、日米両政府が交わした密約文書の開示を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁であった。杉原則彦裁判長は密約の存在を認め、「外務省と財務省は不開示決定当時に文書を保有していたと認められる」と判断し、両省に文書の開示と総額…

『自治体法務検定』記念シンポジウムレポート

去る2月24日に開催された、『自治体法務検定』記念シンポジウムの概要が、主催の第一法規のサイトにアップされました。 本年6月20日(日)にはじめて実施される自治体職員のための「自治体法務検定」を記念して、2月24日(水)、東京の都道府県会館にて…

判例を学ぶ(新版)

判例を学ぶ―判例学習入門作者: 井口茂,吉田利宏出版社/メーカー: 法学書院発売日: 2010/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 73回この商品を含むブログ (1件) を見る 「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」の吉田利宏氏の新刊。とは…

新規採用職員研修

この春に新規採用となった職員の方々への研修プログラムのうち、1時間20分ほどお話しさせていただきました。 ここで、昨年度末に時計の針を戻しましょう。 研修担当「kei-zuさん、新採研修お願いしたいんですけど」 私「久しぶりだねぇ。自治制度?まさか法…

情報開示の是非、裁判官が判断 情報公開法改正素案

枝野幸男・行政刷新相が検討を進めている情報公開法改正案の素案が9日、明らかになった。情報公開を巡る訴訟の際、不開示と決定された文書や黒塗り部分を裁判官が直接読み、開示の是非を判断できるようにする制度の導入が柱。また、法律の目的として「国民…

暖かくなりました

我が家のチューリップも満開です。 子どもたちが近所の友達の家に遊びに行ってしまい、いささか手持ちぶさたになった午後、朗らかな陽気に身体を動かしたくなり、近くの公営プールに行って来ました。 ここ数ヶ月は、仕事ばかりかプライベートも多忙で、すっ…

exaさんにホントかどうか疑われてしまいましたが(http://d.hatena.ne.jp/exa/20100403/p2)、私自身に異動がなかったのは事実です。 なお、状況の描写こそ誇張(誇張かよ)しておりますが、その記述も年度末の混乱の景色をご紹介するに当たり、「事実」より…

資産公開規則

租税特別措置法の改正に伴う国会の規程改正を受けて、資産公開規則の改正について、やはりクレステック社による情報提供がありました。 【所得税法等の一部を改正する法律(平成20年法律第23号)の例規への影響について(国会議員の資産等の公開に関する規程…

育休条例の改正

クレステック社の法制執務支援サイトに、育児休業に関する条例改正の整備案が掲載されていました。 【国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律第93号)並びに人事院規則10−11(育児又は介護を行う職員の早出遅出勤務並びに深…

結果

課長「(中略)kei-zuは残留な」 あ、はい。 どかーん、どきゅーん、ばりばり、どかーん。

内示発表

(これまでのあらすじ) 年度末を間近に控え、膨大な例規の改正・公布にやっきとなる法制担当の周りは怒号が飛び交っていた。 私「官報での公布はまだか!このままでは人死にがでるぞ!!」 後輩「まだです!原課からの情報もありません!!」 私「くっ…全滅…

エイプリルフール

朝目覚めると、娘が 「新聞、取ってあるよ」 えーと、どこだい? 「へへー、嘘、エイプリルフール」 そんなもんですか、嘘は 女がつく嘘っていうのはねぇ(何かつらいことがあったらしい