もののけ草紙

もののけ草紙 壱 (ぶんか社コミックス)

　既刊の１巻から４巻まで、居間に置いておいたら中学生の娘が夢中になって読んでいました。
　著者である高橋葉介氏が描く漫画は、ジャンルとしては「ホラー」ですが、目を背けるようなグロテスクさは無く、ウイットに富んだ物語展開です。時折顔を出す「優しさ」が、また嬉しい。
　血は水より濃いなぁ、と本棚をあさって、私が夢中になった２０年以上前の作品が収録された本を引っ張り出して娘に与えました。文庫本として再構成された本書には、氏のデビュー作も含まれています。

腹話術 (ソノラマコミック文庫 た 48-5)

　悪影響だよ、との批判は受け付けません。