自治体法務の備忘録

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条例探訪

地域主権時代に入り、地方自治体職員はこれまで以上に政策開発能力が問われています。その最大のツールが条例です。本書では、各地で開かれる研修会や自主勉強会の講師として招かれ、自治体職員と交流している筆者が、ユニークな条例とそこに込められた政策の意図、地方行政の課題と展望を分かりやすく解説します。安全安心、地域振興、住民自治、団体自治、新たな行政課題と条例とのかかわりを鋭く問う行政実務者必携の書です。
http://jijipress-shop.com/SHOP/062.html

 お詫びも込めて、以前にご恵与いただいたご著書を紹介させていただきます。
 「条例探訪」という書名の本書は、iJAMPへの連載記事をまとめたもの。軽妙な語り口で全国の「ユニーク条例(牧瀬先生の提唱)」を紹介しています。
 政策的な条例については、その制定の意味に関し思うところがあって、牧瀬先生の「ユニーク条例」の語を引用して、法学セミナー誌の連載に記述させていただいたことがあります(「「ユニーク条例」の法的「適格性」と自治体議会」11年3月号)。
 実は、その雑談混じりの軽妙な語り口を手本として勉強させていただいているのは内証だ(いや、そこだけじゃないわよ
 なお、本書は時事通信のオンデマンドショップでの販売となり、一般書店では取り扱っていないようです。中間マージンが発生しないからか1000円とお求めやすい価格です。