自治体法務の備忘録

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のぞき見! ”トナリ”の○○研修

地方自治職員研修 2017年 03 月号 [雑誌]

地方自治職員研修 2017年 03 月号 [雑誌]

 「地方自治職員研修」誌(公職研)最新号の3月号に寄稿させていただきました。市川市法務課の米津孝成さん、流山市政策法務室の帖佐直美さんとの共同執筆です。
 「自らの問題設定で学ぶ職員研修」と題して、大分県総務部法務室の皆さんの視察をそれぞれの自治体で受け入れた際の記録です。
 前号の2月号では、視察を実施したお立場から、大分県多田健二さん(佐伯誌市から派遣)、小野健司さん(津久見市から派遣)、帆足佳祐さんが共同して執筆されており、今回は立場を変えての記事掲載という次第。前号と併せてお読みいただけたら幸いです。
 なんで県庁さんが基礎自治体を?と思ったら、大分県には、市町村から受け入れた「実務研修生」と県職員がグループを組んで研究に取り組む制度があるとのこと。
 行政課題が多様化・複雑化する今日において、このような大分県庁の取組みは、県外からも積極的に評価したいと思います。

著者冥利

 上記の大分県さん調査の契機は、上記の2月号掲載の記事によれば、拙著である

自治体の法規担当になったら読む本

自治体の法規担当になったら読む本

であったとのこと。

 大分県総務部法務室に配属された職員がまず勧められる書籍が『自治体の法規担当になったら読む本』(学陽書房)である。私たちは、この本から例規審査の基本や法律相談、訴訟対応等の法規担当職員の仕事の基礎を学んだ。

 せっかくですので、業務時間後は、もう一人の著者でいらっしゃる遠藤雅之さん(埼玉県八潮市)にも大分県の皆様との交流の機会を持っていただきました。
 誠に著者冥利に尽きます(^^