自治体法務の備忘録

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体験版の頒布をしているそうです

 香川県の職員の方が開発した庁内LAN用のソフトウェアが「安価」で販売されていることは以前にご紹介しましたが(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20070807/p1)、「地方行政」8月30日号(時事通信社)に詳しい記事が掲載されていました。
 同ソフトの購入については、前述の記事のコメント欄で、id:alittlethingさんがアフターサービスに懸念についてご指摘されていますが、今のところ実績は少ないようです。

 ただ、いくら安くても職員の自作だけに、購入には不安がつきまとう。これまで同県は、複数の自治体の問い合わせを受けたが、契約に結びついたのは静岡市だけ。
(略)
 当の県職員は、研修ソフトにとどまらず、現在の県基幹システムまで独力で開発したすご腕で「まずは体験版ソフトを送るので、じっくり検討して欲しい」とPR。県は、全国から問い合わせが来るよう、首を長くして待っている。
(15ページ)

 記事によると、購入した静岡市の職員には「動作は快適。研修コンテンツの作成も楽」「こんな安価で、大勢の職員に一斉周知できるのはありがたい」「各人のペースで研修できるところがいい。人事課をはじめ、いろいろな課で使えそう」と評価は高いようです。