神奈川知事ＶＳ．出納長 辞任応じず…給与減額条例案

　県の松沢成文知事と、特別職である陳岡（じんがおか）啓子出納長がバトルを繰り広げている。地方自治法の改正で出納長が廃止されたことを受け、松沢知事は陳岡出納長の辞任を要求。しかし知事に出納長を解職する権限はなく、陳岡出納長も応じない。松沢知事は１１日に出納長の給与を減額する条例案を県議会に提出する予定で、辞任を促す考えだ。
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松沢知事も４月以降少なくとも３回、陳岡出納長に辞任を要求したが応じなかった。このため知事に呼応して県は出納長室を狭い部屋に移し、出席する会議の数を減らすなどの“対抗策”を取っている。
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　これに対し、陳岡出納長は「出納長にはチェック機能という仕事がある」「給料を変え、部屋を変え、仕事を変えるのはパワハラだ」と強く批判。「法律に従い、（２１年３月末の）任期満了まで続ける」と主張する。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/071211/kng0712110308000-n1.htm