名古屋市条例
全国市民オンブズマン事務局のサイトに、名古屋市長による議会改革条例が掲載されていました。
「名古屋市会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例」
この案を提出したのは、議員という職をパブリックサーバントとして位置付けることにより、政治ボランティア化を実現するために、政務調査費を廃止する必要があることによる。
「名古屋市議会の議員の定数及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」
(理由)
この案を提出したのは、議員という職をパブリックサーバントとして位置付けることにより、政治ボランティア化を実現するために、議員の定数及び各選挙区において選挙選挙すべき議員の数の見直しを図る必要があることによる。
「名古屋市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」
(理由)
この案を提出したのは、議員という職をパブリックサーバントとして位置付けることにより、政治ボランティア化を実現するために、議員報酬の見直しを図る必要があることによる。
http://nagoya.ombudsman.jp/data/100309nagoya.pdf
その内容については、慎重に議論されるべきものとして意見するのは差し控えますが、ここで提案理由として記載される「パブリックサーバント」の語について、その意味、役割等の「定義」が、法規屋としていささか気にかかるところではあります。