政策法務ニュースレター
千葉県政策法務課から「政策法務ニュースレター」の最新号がリリースされていました。今回は、昨年12月議会で成立した「千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条例」の解説です。
ヤード適正化条例は、本県の実情に応じ、独自の意義と必要性により制定されたものですが、目的や規制手段の点で関係する法律が多岐にわたっています。
およそ条例は、法律の範囲内でのみ制定することができるものです(憲法94条、地方自治法14条1項参照)。今回は、ヤード適正化条例を題材に、法律と条例の関係を考えてみることとします。
http://www.pref.chiba.lg.jp/seihou/gyoukaku/newsletter/documents/letter11-4.pdf
既存の法律との「横だし」「上乗せ」の関係の説明が興味深くあります。「○○法が地方公共団体による別段の規制を排除する趣旨ではないと考えました」という記述に要留意(3ページ)。
その他にも同ページの「規制の必要性」「手段の相当性」も端的に政策立法の検討過程が記述されています。メモメモ....〆(・ω・。)
ニュースレターのバックナンバーはこちら→http://www.pref.chiba.lg.jp/seihou/gyoukaku/newsletter