東日本大震災から2年
震災発生の時刻に、当市役所では一斉に黙祷を行いました。
先日、ある宴席で、朝日新聞社の国分高史氏から、被災地での取材のお話を伺いました。
宮城県南三陸町で、最後まで津波からの非難を防災無線で呼びかけ、行方不明の後に死亡が確認された同町危機管理課の遠藤未希さんのことは、皆さんも知っていらっしゃるかと思います。その遠藤と仕事でご一緒だったという方のお話を聞いて、場所もわきまえず泣けて泣けて。
尊い犠牲の一方で、生き残った職員の方々も、身も心もボロボロの状態で避難や復興に現場を支えられたとのお話に、改めてわが身の無力を感じざるを得ません。
関東で遙かに被害は少なかったとはいえ、避難所の開設やその後の対応に追われた頃を思い出し、何にか「悔しい」と声が出ました。