よみがえるケイブンシャの大百科

　この秋に刊行された、似たコンセプトの本をもう１冊。
　

よみがえるケイブンシャの大百科

　表紙に並ぶ各巻を見て、記憶がよみがえる人は少ないのではないかな。ありましたよね、文庫サイズで２センチぐらいの分厚い背表紙の「大百科」。
　今の子どもたちは私よりもネット検索は早そうですが、当時の子どもたちの情報収集は児童書でした。怪獣、巨人軍、鉄道、ジャッキー・チェン…。好評のため続刊を重ねるごとに薄くなる内容や、マニアックな記述の反面、それってアリ？な穴埋め企画も、昭和の「大百科」テイストです。

　ゾル大佐役の宮口二郎、夫人は弓恵子で、ウルトラマン７話でバラージの女王を演じた女優
「仮面ライダー大百科」より

なんて、誰が必要とする「こぼれ話」なのか訳がわかりません（誉めてる
　そのケイブンシャ*1も今は無く、時の流れを感じるばかり。こちらも刊行後１か月で３刷。売れてるなあ。
　…「政策法務大百科」って、どこかでやりません？怪しげな記事だったら書きますぜ。

*1:本当は漢字なのですが「ケイ」が常用外なのでカタカナ表示