自治体法務の備忘録

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夕張市長「再建団体」議会で表明 きょう道と協議入り

 後藤市長はまた、「市議会、市民にこの決断を表明しなければならない事態に至ったことに責任の重さを痛感し、無念の感を禁じえない」と市政責任者としての胸中を吐露。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060620&j=0023&k=200606208366

 写真に伺える市長の心中お察しします。
 一方で財政再建制度の見直しも論議されそうです

自治体の財政破たん、再建制度見直しも 総務次官、夕張の問題受け】
 また、林次官は今後も予想される地方自治体の財政破たんへの対応について、「早期是正措置や、ストック(負債総額など)を含めた財政再建制度を検討する必要があると議論されている。夕張市の問題も踏まえ対応する」と述べ、新たな財政指標の導入など財政再建制度を見直す考えを示した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060620&j=0023&k=200606208290

 「指定されれば1992年の福岡県の旧赤池町(現福智町)以来」という財政再建団体の処理スキームに注目(それにしても、上記記事に掲載される広告が「自己破産せずに借金を解決」「あなたの借金、解決します」って、なんだかなあ)

【道、実態把握へ職員派遣】
高橋はるみ知事は二十日の記者会見で「道職員を常駐させることも一つの選択肢だ」と述べ、夕張市の再建計画策定・実行に向け、緊密に協力していく方針を明らかにした。ただ、具体的な協力・支援の方法については「まずは詳細に状況を把握し、どこまで(厳しく)再建を進めるのか市の考え方をうかがった上で検討したい」と述べるにとどめた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060620&j=0023&k=200606208403