「法学セミナー」11年3月号
半鐘さんがご掲載の記事から
先月から『法学セミナー』を購読しています。理由は、まあアレです。
http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-430.html
その「アレ」が掲載された最新号が発刊されました。
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さて、元衆議院法制局職員の吉田利宏さんと交互に連載させていただいている連載「クロスセッション―国法・自治体法の現場から」、今回は私の執筆です。
半鐘さんは、上記の吉田さんの記事に触れて、
法律というのは、規制を通じて、“マイナスにならないこと”を目指すものだと思うんです。
ゼロのラインに押し戻す、繋ぎ止める、といえばいいでしょうか。
私の場合、法律にはこのような期待をしています。立法化が必要かどうかは、これが目安。
基本法にしても、放っておけばマイナスにある・なるものをどうにかしようという限りは、立法化の必要性は理解できます。
ところが、そうでない基本法は、特にゼロをプラスに持っていこうという推進法ともなると、法律の「強いる」という性質を使ってまですることなのかという疑問になります。ここが、昨今の基本法等への違和感の根源なのかな。
と記述されています。実務者として感じるところは近いものがあるのかな。私の今回の記事は、理念的な「ユニーク条例」について、やはり吉田さんがご執筆の内容を踏まえて論を展開させていただいております。
ご興味ある方はご一読の機会を設けていただけたら幸いです。