夏休みスペシャル「ジュブナイル」の映画たち
お盆をすぎて夏休みもあと半月を残すばかりとなりました。子どもたちは、まだ手の着かない宿題が気になりながらも、つかの間の倦怠期、と言ったところでしょうか。
「ジュブナイル」という小説のジャンルがあります。
ありました、という言い方の方が正しいかな。最近、目にする「ヤングアダルト」とは違った、夢や希望の詰まった冒険談が多い、少年期のワクワク感に向けた著作群です。
この時期、夏休みを舞台に、少年たちが活躍する日本映画をいくつか挙げてみましょうか。その物語は、中だるみ気味の子どもたちばかりか、オジさんたちの目も輝かせるかもしれません。
まずは、そのタイトルで映画の内容を明らかにする、
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異性を意識し始めたばかりの子役をを演じる鈴木杏がともかく可愛らしい一方で、憧れの男子の家に遊びに来てみればコロコロコミックが山積みの近くでプレステに夢中、の小学生男子感が素晴らしい。
ご都合主義の展開もありますが、その題名にふさわしいワクワク感を与えてくれます。山下達郎の主題歌もグッド。
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今や日本で貴重となったプログラムピクチャーの作り手として三池崇史監督が手堅く、非常に楽しめる作品になりました。「ちゃんとわかってる」監督の手腕は川姫の色っぽさに現れます。
そうそう、日本妖怪の総大将ぬらりひょんには、先ごろ亡くなった忌野清志郎。そのナチュラルな演技がこの映画にふさわしい。
都会から越してきた主人公は、大人になって鳥取の地方公務員になりましたとさ。
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俗に平成三部作と言われる作品群(東京タワーが半壊したり、仙台が消滅したり、京都が火の海になったり)の後、時期をおいて製作された本作、シリアスな前三作とは打って変わって怪獣との交流を通して少年の成長が描かれます。
出現理由がまるで説明されない敵怪獣といい、なんだか豪華な「ウルトラマンタロウ」みたいだ(褒めてる
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先ごろ少数の劇場で公開された後、クチコミでその評判が広がった「時をかける少女」の細田守監督が同作の前に手がけた本作は、「ポケモン」もどきに終わりません。
サイバー空間で縦横に暴れる敵デジモンにより、ネットワークに依存ずる現実社会は危機に瀕する。事態を理解した主人公の少年は仲間を集めようとするが、ある者は帰省、ある者は模試で連絡が付かず…
TVシリーズ知らないし、という私に、いいから見ろ!と半径1.5メートルぐらいの内輪に強く薦められたもの。敵デジモン退治の理にかなったオチ(内緒)が素晴らしく、ランニングタイムが40分の短尺であることもあって、ビデオを続けて繰り返し見ました。
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さあて、9月議会の準備だ。