国連の示す基準に対し、
自治体に何ができるのかには理解が及びにくい。
本書では最初に、各SDGsの課題と
自治体で可能な取組みが見開きで掲載され、その距離感を縮めます。
当然ながら、SDGsは「手段」であって「目的」ではありません。
本書では、
自治体でそれが運用されるにあたって、大きな目標からの「俯瞰」と、目への「逆算」をどのように使いこなすかが検討されるべきとあります。また、事務執行の縦割りを防ぐためのSDGsの活用例の掲載も。
コロナ渦で将来が見通せない現在、それらの手法は改めて意味を持つものでしょう。