自治体法務の備忘録

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加除本の紐の結び方

 法務担当なんて仕事をしていると、年に何回か「加除本の紐の結び方って、どうやるの?」と聞かれます。
 ぎょうせいを第一法規の結び方が違うことは以前に拙blogにご紹介しましたが(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20080129/p1)、「反則法制」におおさか政策法務研究会管理人さんがその具体的な方法について掲載されていました。

本を横倒しにして、左手で上部のひもを、右手で下部のひもを持ちます。
 ぎょうせいの場合、
(1) 右のひもを左のひもの上から下へ(手前から向こうへ)かけて結びます。
(2) 左右のひもが逆になります。今度は、右のひもを左のひもの上から下へ(向こうから手前へ)かけて結びます。
 ぎょうせい結びは、結び目が8の字っぽくなるのが特徴です。
 第一法規の場合、
(1) 右のひもを左のひもの上から下へ(手前から向こうへ)かけて結びます。
(2) 左右のひもが逆になります。右のひもを左側にひっぱって左端へもっていき、適当なところで折り曲げて輪っかをつくります。
(3) 右のひもで作った輪っかの下を左のひもで上から下へ(手前から向こうへ)かけて結びます。
 第一法規結びは、上部にチョウチョ結びの片羽を作るのが特徴です。
http://gan.bne.jp:8080/BLOG/archives/2008_9_14_165.html

 できあがりの違いは、上記の拙blogの以前の記事に、写真を掲載しています。
 ぎょうせいの結び方はよくわからなかったので、今度試してみましょう。
 しかたがないので、今まで全部、第一法規式に結んでいたのは内緒です。(本にとっては、さぞ不本意であったろうに