地方議会の会期制、撤廃に向け検討へ…総務省
会期規定を撤廃し、議員の選挙後に一度議会を招集すれば、任期中は常時開会出来る仕組みとするなど、地方議会の選択肢を広げ議会の自己改革につなげる方策を検討する。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101025-OYT1T00581.htm
自治体によっては、条例で定めるところにより、いわゆる「通年会期」を試みられている事例もありますが、「会期」の意義については国会を取り上げて説明をご紹介させていただいたことがあります。ご興味ある方はご参照ください。
【「会期」と「不継続」】
会期末に廃案になってしまうシステムは、それぞれの会期を独立したものとする「会期不継続」の原則によるものですが、この「会期」とその「不継続」は、日本が倣ったイギリスにおける国王と議会のパワーバランスの産物であるそうです。
http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20081219/p3
このたびの自治法改正では、首長による招集についても見直しが検討されているのは皆さんご承知のとおり。
