議会事務局実務研究会
「地方自治職員研修」誌(公職研)最新号(11年12月号)に、議会事務局実務研究会の立ち上げについて、事務局長の香川純一さんが執筆されていました。
各議会には独自の歴史・文化があり、議会事務局同士の連携、横のつながりは意外なほど希薄です。(中略)議会というところは「待ったなし」の世界です。その「待ったなし」に対応するためには、あらゆるチャンネルで情報を収集し、あらゆる事態に対応できる、そんな知恵を出し合えるネットワークの必要性を強く感じたわけです。
(75頁)
- 出版社/メーカー: 公職研
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ご自身が自治体議会の事務局職員でいらっしゃる香川さんのお言葉は説得力があります。
記事によれば、呼びかけ人は元衆議院法制局参事の吉田利宏氏ということで、参加メンバーは自治体議会事務局職員はもちろんのこと、衆議院事務局・法制局や国会図書館の職員・経験者でいらっしゃるとのこと。
振り返ってみれば、私たち自治体法務職員が議論できる素地を作ってくださったのは先人のご苦労によるもの。自治体議会事務局ネットワークのこれからのご発展を期待させていただきます。