自治体法務の備忘録

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2007年自治体サイト全ページクオリティ実態調査

 alittlethingさん向けの記事ですかね。

自治体サイトのアクセシビリティ対応が改善、アライド・ブレインズ調査】
 アライド・ブレインズは11日、2007年における自治体サイトのアクセシビリティ調査の結果を公表した。全体的には対応状況が改善されたが、ページ数の多いサイトではアクセシビリティの配慮がなされていない傾向が見られたという。
 調査は、同社が開発したプログラム「CRONOS2」を用いて、全国228自治体サイトが公開している全ページを解析し、アクセシビリティの対応状況を算出。2007年9月から10月にかけて、各サイトのアクセシビリティ対応状況をAからEレベルの5段階で評価した。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/11/17831.html

 アライド・ブレインズのサイトには、以下のとおり結果が公表されています。

本調査は、自治体サイトの更なる品質向上のための指標として役立てていただく目的で実施しております。したがって、あえて調査結果の順位付けは公表いたしません。調査対象とさせていただいた自治体ウェブサイトの現時点での到達レベルをお伝えすることにより、各自治体ウェブサイトの品質の更なる向上のきっかけとしていただきたいと願っております。
http://www.aao.ne.jp/service/research/cronos2/2007/arearesult.html

 それにしても、前述の記事において指摘があるように

 ただし、サイトの総ページ数別による比較を行なったところ、3万ページ以上の大規模なサイトでは、Aレベルに達したサイトがなく、「サイト全体で対応している」というBレベルに該当したのも2サイトだった。同社では、「ページ数の多い自治体サイトでは、古いページなどを含め管理を行き届かせることが難しく、アクセシビリティの配慮も不十分になっていることが多い」と分析している。

いろいろ管理が難しい原状はありますね。