自治体法務の備忘録

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簡易書留100通のバーコード

 通常の郵便料、例えば、一般的な25gまでの発送物ですと1通当たり「80円」ですが、郵便区内(各郵便局の管理区内)の100通以上の発送は、郵便区内特別郵便物として1通当たり「65円」になります。15円の割引きになる。
 この郵便区内郵便物、あて先町名のバーコードが印刷されていると、更に3円おトク、1通当たり「62円」になります。
 さて、簡易書留の料金は、通常郵便に300円上乗せされます。
 例えば80円の封書でしたら、

80円+300円=380円

となる。利用者の便宜を図るため、先ごろ、300円切手が新たに発売されました。ペタっと1枚で簡易書留。
 これが郵便区内100通あると、「基本料金」部分の「80円」が「65円」に値引きされ、1通当たり、

65円+300円=365円

になります。*1
 では、これにあて先町名のバーコードが印刷されている場合はいくらになるか?
後輩「バーコード割引が効いて、362円(62円+300円)ですか?」
私「書留の場合は、バーコードの有無は関係なく、割引きは65円だって。だから365円」
後輩「え?」
私「バーコードの記載は機械処理のため。書留は手作業で処理だから、バーコード記載の有無は料金に反映しないんだって」
後輩「向こうの集計方法までわかりませんよ」
私「郵便局に照会したら、折り返しで回答に半日かかったよ」
 料金形態、難しすぎませんかね。

*1:従来は割引きにならなかったが、簡易書留の料金改訂時に対象になりました。