自分のことを書こう

　先日、娘の読書感想文へのアドバイスに絡めて、私の文章作成の舞台裏（というほどのものでもありませんが）をご紹介しましたが（http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20120810/p1）、8月13日付けの毎日新聞朝刊に、「宿題ナビ」と題して読書感想文の書き方が掲載されていました。
　「自分のことを書こう」と見出しに掲げた記事の内容が、先日私が記述した内容に通じるところがあるかと思いましたので、抜粋して紹介させていただきます。

「感想文は本のことではなく、自分のことを書こう」。中学受験塾「SS-1」の馬屋吉博先生はアドバイスします。でも、自分のことってどういうこと？
「本を読んで思い出した、自分の体験を書けばいい。おじいちゃんが出てくる本なら、おじいちゃんのこと。動物の本なら、動物園に行ったときのこと。その時にどう感じたかも書きましょう」
　なるほどそれなら書きやすそう。でもそれって、感想文なの？
「本を読んで何を思い出して、その時何を感じたかは、あなたのほかに誰も書けない。先生はきっと感心しますよ。」（略）
　本と似たような思い出はある？いつ、どんなことをした？その時の気持ちは？本の登場人物は何を感じたろう？

　読書感想文についてだけでなく、文章を書くヒントが浮かびあがってくるように思えます。