鈴木庸夫教授最終講義
千葉大学を訪れて、鈴木庸夫教授(千葉大学法科大学院)の最終講義を拝聴させていただきました。
法曹界で活躍される卒業生や研究者の方々ばかりでなく、自治体職員の方々も多く参加され、千葉大学大学院専門法務研究科の大講義室がいっぱいにでした。
「自治体政策法務と行政法学そして人間−将来の仮題」と題された内容は、ご自身の研究者としての歩みを振り替えられる一方で、多彩な参加者への心配りも行き届いた暖かいメッセージのようでありました。
あまりたいしたことは言えないけれども、と前置きされた結びのお言葉を、少しばかりですがご紹介させていただきます。
- 出会いは求めてできるものと、求めなくてもできるものがある。大学で学生と出会うのも巡り会いであろう。
- その出会いには、既に別離も含まれている。
- 自分は37年間、千葉大学に務めたが、3月には去っていく。
- 一生が勉強です。私も、先生、学生、そして自治体職員の皆さんに教えられた。
- 学びの姿勢により、自分のパラダイムが変化していく。震災や国際化などの諸問題に対し、自分のパラダイムを変えていかなければいけない。
先生、お疲れさまでした。そして、またこれからもよろしくお願いいたします。