Re:法律案・条例案をつくる学生のためのブックガイド(続き)
先日、横田明美先生(千葉大学)による標記の記事(http://akmykt.net/%e6%b3%95%e5%be%8b%e6%a1%88%e3%83%bb%e6%9d%a1%e4%be%8b%e6%a1%88%e3%83%96%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89/)をご紹介させていただいたところ(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20150208/p2)、半鐘さんにトラックバックいただきました。感謝。
も割とオススメです。
- 作者: 浅野一郎,浅野善治,東京リーガルマインド LEC総合研究所
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: 単行本
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図表も使われていて親しみやすいし、モデル条例という形をとっているので具体性もある。
特に、立法事実の確定とか、現行法制の分析とかに触れているところに好感が持てます。
http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-915.html
出版社の性格からか実用的です。条例の立案過程が丁寧に説明されているのが良いですね。
半鐘さんは「自治体職員は経験的に理解しやすいと思いますが、学生さんだと、どうだろう?」と書かれていますが、確かに法技術論としての体裁の本書は、直接、課題解決の手法があまり提示されません。
行政課題解決の手法としては、拙blogでも何度かご紹介している、
行政手法ガイドブック―政策法務のツールを学ぼう (自治体法務サポート ブックレット・シリーズ)
- 作者: 山本博史,鈴木庸夫
- 出版社/メーカー: 第一法規株式会社
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本
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逆に言えば、課題解決の手法を法システムの中でどのように位置づけていくかが行政の現場だということができるでしょう。