自治体法務の備忘録

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民間企業の成果主義

 先日拙blogでご紹介した(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20090930/p2)、部・課長級の庁内公募に係る湯沢市の試みについて、kinkinさんにトラックバックいただきました。ありがとうございます。

 成果主義は、人件費原資の成果に応じた合理的な配分を名目に、実質的には人件費削減策として運用されました。その結果、「成果主義」はがんばっても報われない制度として、民間企業の労働者の信頼を失いました。その反省として、また、これまでの人事課主導の人事異動や科学的管理法的な人事制度を見直し、職員のやる気やコミットメントを引き出す新たな人事制度の導入が言われるようになった久しくなります。新聞記事の例もこうした取り組みの一環です。
http://kinkin2.blog42.fc2.com/blog-entry-351.html

 私の前職が大手の民間企業であったのは以前にも掲載しましたが、退職後に同期に聞いたら、毎月渡される給与明細に、現在の職場と会社におけるそれぞれの評価(何人中何番)とともに、今退職したら支給される退職金の額が記載が始まったそうです(今でもやっているのかな
 お前は下から数えた方が早いから退職しろ、と言わんばかりだとその同期はこぼしておりました。
 私がそのまま在籍していたらその評価はいかばかりかと背筋が寒くなるとともに、現在の職場においても、果たして下から数えたら何番目かと(ry